僕らの当たり前も少しずつなくなっていく

私が本当に愛してやまないバンドのひとつであるKOTORIに、”4号線”という曲がある。

KOTORIのボーカルである横山さんが、大学時代軽音部に所属してる時に出来たもので、日常の風景、当たり前だと思っていたものとの別れと希望を歌った曲だ。この曲には「僕らの当たり前ももう少しずつなくなっていく」という歌詞がある。大学の軽音部の先輩が去っていくのが嫌でそれを表した歌詞だそう。

横山さんの大学と家の近くには国道4号線があり、そこは横山さんと軽音部の仲間との象徴の場所だったそうだ。

僕らの当たり前ももう少しずつなくなっていくけど、ずっと続く4号線の道、いつかここでまた会えるからさようならは言わないでおくよとこの歌はいう。

 

今日KOTORIのドラムを担当していた田代さんが脱退したことを発表した。初めてのワンマンライブも、その先もずっと田代さんを含めた4人で当たり前に続いていくものかと思っていた。突然になくなってしまった当たり前をすぐ受け止めは出来ないけど、KOTORIというバンドが続いていく道に田代さんがいたということ、その道を私も踏めたことに感謝して、また会えることに期待したい。KOTORIと田代さんの道がまた交わることを信じて!

 

KOTORIはずっと続いていく!田代さんの人生も!さよならまたいつかなんて言わないでおくよ!!だからまた会えるよ、きっとまた会えるよここで!!