カモンベイビーアメリカ

どっちかの夜は昼間、でお馴染みのU.S.A.へ先週赴いた。別に観光という訳ではないけれど、初アメリカ。

ボストンに滞在した。ボストンといえば、イングランド清教徒達が初めて降りたったアメリカ大陸の地で、、アメリカ合衆国が建国される大元のきっかけとなったアメリカの歴史の中でも重要な都市。ローガンヒースロー空港に降り立った時、何となく初めてアメリカ大陸の地を踏んだイングランド人の気持ちになった。こういう時、歴史を学んでおいてよかったなあと思う。(世界史学ぶとイギリスのことがちょっと嫌だなと思っちゃうようになるのは忍びないけど)

ボストンはイングランドの人々が行き着いたアメリカの地ということもあって、イングランドにちなんだ地名がとっても多い。私が泊まったあたり一帯はケンブリッジという地名で、最初は「あれ?ケンブリッジ大学ってアメリカの大学だったっけ?」と思ってしまった。そもそもボストンという街もイングランドにある。イングランドの資源獲得力の強さ…。コワイ…。街並みもなんか少しイギリスっぽいんじゃないっと思ってしまった、行ったことないのに。

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イングランドみたいな歴史を感じさせる部分を残しつつも、ボストンはやっぱり都会だ。そして街全体の紅葉具合や、時々見かけた取り残されたジャック・オ・ランタンのおかげで、冬から秋にタイムスリップできた。

やっぱり私は田舎よりも都会が、季節の中では一番秋が好きだなと思う。

空は青いし晴れているから鳥が飛んでいるのも良く見えるし、まだ花も沢山咲いてる。それに都会だから高層ビルの窓を清掃している場面にも出会えて、ワクワクする。私はバカと煙と同類だから、飛んでる鳥と高層ビルの窓の清掃員に凄く憧れる。

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こう考えてみると、田舎出身で今もスウェーデンの小さな都市に留学していて冬真っ只中にいる自分はすごくないものねだりなんだなあと思う。もしも大航海時代に、探せ!!!全てをそこに置いてきた!!とか言われたら真っ先に探しに行っていたんだろうな私は。

どんな時もどんな場所にいても拠り所とかなにか揺るがないものとかが自分の中にあればきっと幸せなんだと思う。拠り所が自分って、死ぬまでずっと最高じゃないか。神様にも仏様にも親友にも恋人にもなれる気がする。

自分で自分を幸せにして生きていきたいなあ。

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